21 Aug 2018
“福さん式”という排卵日特定法がネット上で噂になっています。
元助産婦の福さんという方が、自分の妊娠体験をもとに自身のホームページで公開した排卵日を自分自身で内診し特定する方法です。
妊活中の人の間で反響を呼び、実践している人も多いそうですよ。
福さん式とはどんな方法なのか調べてみました。
自分で膣内を内診して、子宮口、おりものの状態をチェックする方法です。
排卵日が近くなると、子宮口とおりものは劇的な変化をします。
その変化を自分の手で触診して、排卵前の妊娠しやすい時期や自分の体調の変化を把握します。
妊娠しやすいタイミングを自分自身で見極められる・・というわけです。
自分で膣内を内診というのは、
自分の中指と人差し指を膣の奥に入れて、子宮口から”おりもの”をつまみ取る方法です。
ちょっと怖いような気がしますよね。
そんな事をして大丈夫なんでしょうか?
よく手を洗い爪を切り、清潔な状態で優しく行えば大丈夫です。
だいたい、子宮口はどこ?触るだけでわかるのでしょうか?
ちょっと遠いですが膣の突き当り付近の少し盛り上がったところが子宮口です。
慣れてくればわかるかと思います。
まず、子宮口の位置、開き具合、固さをチェックします。
妊娠しやすい時期は、子宮口の位置は下の方まで下がり、ゆるく開いており、柔らかくなっています。
毎日内診して子宮口の変化を自分なりに感じて下さいね。
私が試した感じでは、鼻の頭くらいの固さから、耳たぶくらいの固さまで変化します。
つぎに子宮口付近のおりものを優しくすくうように取って下さい。
おりものの量や触った質感をチェックします。
サラサラした状態から、ドロっとゼリー状まで変化します。
おりものの量や質感の変化は、
「おりものの量や質感で知る排卵日計算」で詳しく書いていますので、こちらを読んで見て下さい。
“福さん式”排卵日の特定法は、
排卵日を自分の体から直接感じとることが出来るかもしれません。
私もやってみてわかったのですが、生理の前後・排卵日の前後は
本当に子宮口の向きが違ったり固さが違ったりするんですよね。
おりものも面白いくらい変化します。
この方法で妊娠できたという声も多く、自然妊娠を目指している方にはぜひ知ってほしい方法です。
一方、福さん式は当たらない、あてにならないという口コミも目にします。
やはり素人の判断ではなかなか難しい点もあるかと思います。
数ある排卵日の特定法の中の、一つの手段だと思っておいて下さいね。
排卵日を知る他の方法として、
⇒基礎体温表から排卵日を計算する方法
⇒排卵検査薬で排卵日を知る方法
色々な方法を組み合わせて判断してくださいね。
それでもはっきり排卵日を特定できなかったとしても、妊娠はできますから大丈夫ですよ!