16 Aug 2018
「一番妊娠しやすい日を知ろう」にも書きましたが、
排卵前日から3~5日間くらいの間が一番妊娠しやすい日です。
では排卵前日・・つまり排卵日はどうやって知ればいいのでしょうか?
排卵日を知る方法の一つとして、おりものの量や質感で判断する方法があります。
おりものは、膣の中を精子が卵管までスムーズに進めるように助ける役割があります。
おりものは、普段は菌を入れないために酸性になっている膣内を、アルカリ性にする働きがあります。
アルカリ性を好む精子が入りやすい環境を作るのです。
通常、生理直後から2,3日はおりものの分泌は少なく、子宮頚管は少々乾きぎみの状態になります。
そして排卵期にむけて徐々におりものの量が増えてくるのです。
おりものは生理開始日から数えて8日から10日ごろから増え始め(生理周期によって異なります)、
クリーム状のぺとぺとする感じのおりものや、かたまりのおりものが下着についたりします。
排卵日が近づくと膣部分の水分が多くなり卵の白身のようになるまで増え続けます。
透明で伸びるようなおりものになったら、この時期が妊娠しやすい時期になります。
トイレに行った時に、下着をチェックしたり使ったトイレットペーパーをチェックしてみましょう。
チェックできるほどの量がない場合は、清潔な指を膣の入り口に当てて、おりものを手に取り調べてみてください。
でも残念ながらこの方法も排卵日を特定するのに絶対確実なものではありません。
薬の服用によって、おりものが出にくい状態になっている場合もあります。
また、性交渉をした後はおりものが変化してしまいます。
おりものの量や質感だけで排卵日を判断するには難しいと思われます。
他に基礎体温表から知る方法、排卵検査薬で知る方法がありますので、
色々な方法を組み合わせて判断してくださいね。
⇒基礎体温表から排卵日を計算する方法
⇒排卵検査薬で排卵日を知る方法
⇒福さん式で排卵日を特定する方法